僕の高度情報処理試験・勉強日誌~ITSM編!! 第14回 H24/問1・設問3(1)。
設問3という事で、(1)の設問だけを読みます。
■設問3(1)
問題文中からキーワード拾います。
まず、下線(イ)の対応を行わなかった場合、、、とあります。
イですが、文中を後で読むことにして、
次に、オンラインショッピングサイト提供開始後に・・・ という時期、
さらにプラットフォームの障害が発生した時・・・と、これも時期ですね。
で、サービスレベル目標に関して問題が生じる。とのこと。
問うているのは、その問題は何ですか?って事らしいけど、なんか個人的に
わざわざ回りくどい感じを受けます。
ここで、前回でもあったようにサービスレベル目標とは、4つの項目があり、
それらのどれに問題が出るのかな?という観点で該当チャプター「オンラインショッピングサイトの提供」の中の下線イを読んでみます。
■下線イのキーワード
Q1:一部のオペレーションを自動化・・・一部?ってなんでしょうね。
Q2:1時間以内で確認・・・何を確認?
上記の疑問に答えているのは、下線イよりもリードバックですね。
■チャプター内でキーワードサーチ
まず正常稼働確認作業時間がネックで、1時間30分かかると書かれてますね。
しかもこれがプラットフォーム障害時発生時の作業ということで、この作業が
障害復旧という事であれば、これは表2でのプラットフォームの復旧時間の事
で、つまり、4時間以内とあり、達成目標は5時間以内なので、大丈夫やんと
なっていたが、これに復旧作業終了後に実際の稼働確認が必要で、それを含め
た合計時間という事であれば、問題では確認1時間30分なら、確かに合計が
4+1.5時間で、5時間30分かかってしまい、達成できなくなるなぁと。
という事は、B社の時間(まぁこの場合はA社も同様ですが)が変えられない
としたら、確認時間を5時間ー4時間=1時間以内に改善となり、まさにこの
事が、下線イに書かれているというわけです。
という事で、上記のQ2:の何の確認?の答えは、プラットフォームの復旧改善
後に正常に稼働したかの確認の事と判明しました。
ではQ1のどうやって2時間30分を1時間に短縮できたのかという事です。
まぁ1部オペレーション改善という事なので、全体オペレーションはどっかに
書かれてるのでしょう。
という事で、今回問われている事と少しずれますが、リードバック。
■正常確認作業全体オペレーション
と書きましたが、元々サービス中断時の社内ルール規定という事のようで、
それは箇条書きで書かれていますが、部分(パーツ)分割してみます。
障害時の社内ルール規定
①障害診断
②必要な対応 ⇒ システム回復
③線機能の正常確認
④サービス再開
と、どうやらこの①~④の作業が2時間30分かかり、このうちのどれかを改善
したら1時間になったという事らしいですね。
しかしです!!!この分析はここまでにしないといけません。
なぜなら!!!題意からかなりはずれてしまってるからです。(気づいてました?)
もう一度問題(1)読んでみます。
問われているのは、2時間30分の確認作業のままで規定改善しなかった場合、
5時間以内に復旧するという目標が達成できなくなる。、という問題そのもの
が解答なのですから・・・解答は改善内容ではないのでもっと早くきづかないと
いけないという事なんです。
つまり具体的には、最高でも復旧時間が3時間30分越えてしまうとアウトと
いう事です。で、これをうまく簡潔にまとめて答えとすれば良いのです。
■所感
今回の問題のように題意をストレートに答えるためには、前述に感じた回りくどい
表現を明確にしようとするあまり問題の題意から逸脱してしまわない事のないように、恐らく、今回は問題の内容だけ答えればよいので、どうやったか不明だが改善しなければ2時間30分かかるので、これによって復旧時間制約5時間守れないぞ。というところまででまず解答を書く作業に入るフットワークが居るなぁと思いました。
それと、上記①~④の工夫したのはどういうところか?などの問題もなくしかもそういった記述もないようなので、まったくどうでも良いくだりだと後で気づきますが、もしかしたらこんなところでつまらない時間を費やしてしまう罠、トラップかもしれません。って僕だけですか? のめりこんだのは・・(笑)
今回はここまで。
次回設問3(2)です。