僕の高度情報処理試験・勉強日誌~ITSM編!! 第13回 H24/問1・設問2(2)。
今回は設問2(2)である。
■設問(だけ)を読みます。
”リソース追加の所要時間”オプション選択理由を問うていますね。
これだけではようわからないので、下線(ア)の次の文を読みます。
これによると
該当のチャプター『クラウド事業者の選定』では、結果的にB社に決めたんですが、
表3のオプションはつけるという事が条件のようです。
で、なぜつける必要があるのかという事のようですが、そもそもオプション
つけないと、目標達成できるのかというところ見てみます。
■表1と表2の比較
前回のように⇒をB社の値で比較やってみます。NGは朱筆です
項番1:Web画面の応答性:越えたら2時間以内で改善 ⇒依頼から1営業日
項番2:稼働率:99.9% ⇒99.5%
項番3:復旧時間:5時間以内 ⇒4時間以内
項番4:障害発生時の連絡時間:発生から30分以内 ⇒15分以内
これより、項番1と項番2は達成できないようです。
で、表3で挽回したと思われるので⇒⇒で見てみます。
項番1:Web画面の応答性:⇒依頼から1営業日 ⇒⇒30分以内
項番2:稼働率:⇒99.5% ⇒⇒99.99%
あぁ合格ですねやっぱり。
それにしてもオプションでずいぶんサービスレベルが違うのですねぇ。
B社は商売人ですかねぇ(笑)
まぁそれはともかく、解答は、B社のオプション選択した理由という事
でしたので、要はオプションを選択しないと目標達成できない、逆に言うと
オプション選択すればすべての目標を達成できるから。という事ですね。
で、設問はこの項番1についてのみ選択理由を問うているので、今のを解答
としてしまうとピンポイントに項番1の選択理由にはなりませんので要注意。
設問をよく読むように気をつけなはれ!です。
つまり、リソース追加オプションを付ける事は、応答時間3秒過ぎた場合の
性能改善が2時間以内である事が達成できるからで、まぁそれを簡潔に字数
40字以内で述べるという事です。
今回はこれまで。
次回は、設問3(1)からです。