僕の高度情報処理試験・勉強日誌~ITSM編!! 第5回 H24/問3・設問2(1) 2014.07.26mod
■プレビュー
さて、前回のおさらいです。
といっても、3つの手法です。
Step1、2セレ 方式で2問選択
Step2、2択 方式で1問に絞る
そして、
Step3、設問を読んで関連キーワードに疑問を作ってリードバック方式
でした。
■設問2のチャプター:ファイル移行計画の検討
(1)を読んで、まずキーワード抜粋
・宛先ファイルとは?
・並行稼働とは?
・宛先の追加、変更および削除とは?
・同一の処理とは?
また、設問の読み替えとして、
ファイル移行時間短縮のために、新旧で宛先追加・変更・削除について
同一の処理を行う利点とは?
設問に最も近いキーワードは宛先ファイルをまず知る必要ありなので、
該当チャプターを頭から宛先ワードをキーでサーチ。
まずヒットした”宛先”だけでは情報が不足すぎる。
ただ、このチャプターは短く、制約条件が書かれている
システム移行時間は1時間という点である。
また表3の全ファイル移行は1時間では無理という点である。
ここで、表3に書かれている”宛先ファイル”の内容にリードバック。
■宛先ファイル、追加・変更および削除(以下メンテ)とは?
表3からこのファイルは更新頻度が高い、データ量多いなどの制約がある
と判明。
■並行稼働とは?
1つ前のチャプター”新システムへの移行方式の検討”で、
1か月新旧システムの並行稼働。とある。
■同一の処理とは?
旧システムだけでなく新システムでも宛先ファイルのメンテを実施。
たとえば、並行、つまり新旧どちらもシステムは動いている間に移行
をすまそうという事なので、少なくても実際にメンテが宛先ファイル
に旧システム側で実施されたらデータ同期のために新システムの方も
同じメンテを行わないとだめだという事だと思われる。
上記の3つの疑問が判明した事で、設問の内容の題意を考えてみる。
まず設問2(1)
宛先ファイルを並行稼働前に新システムに移行し、新旧システムで
宛先の追加、変更及び削除について同一の処理を行う事による利点
→まず利点は1つではない。なぜならすでに1つの利点:ファイル
移行時間短縮のため。と既出である。
ちなみに、なぜこれが利点かですが、恐らくファイル移行を行うため
には更新頻度の高いデータ移行をどうするかがネックとなる。
しかも1時間しかないのだから、ちょっとでも早く移行したいという
思いは当然である。
で、その対策として、前もって移行を早く完了できればベストである。
で、そのまま移行できない今回のような厄介なケースの場合は、まず
1か月の並行稼働期間で、この厄介なデータファイルの同期をしてお
けば、いざ切替!って時に、あぁそのファイルはもうすでにデータ同期
がされているので既に移行済みって事です。という具合になる。
厄介でリスクの多いものは先に移行してしまえという考えだと思われま
す。
よって流れとして、
<並行稼働前>
→旧システム内の宛先ファイル全データを新システムへ移行
<並行稼働中>
→旧で発生した宛先ファイルのメンテ内容と同じ事を新システムで実施
<切替>
→宛先ファイルの移行完了しているためこの時はもう特に何もしない。
■他の利点。
で、ここからが回答となるべき、他の利点?です。
続きはまた次回。